Elder Wisdom Circle

Elder Wisdom Circle は Grantspro プログラムを利用して、アドバイスを求める若い世代とボランティアのシニア世代をつないでいます

マーケティング目標

  • アドバイスを求めている人を探す
  • ボランティアや支援者になってくれそうな人にリーチする
  • アドバイスが活発に行われるようにする

成功指標

65%

アドバイスを必要とする人へのリーチ

71%

サイト トラフィックが増加

15%

オンライン寄付とボランティア登録数が増加

概要

Elder Wisdom Circle

所在地: 北米 www.elderwisdomcircle.org

使命

Elder Wisdom Circle(EWC)は、60 歳以上のシニア世代のボランティアが親身になって若い世代の相談に乗るオンライン世代間プログラムです。若い世代に有益なアドバイスを提供するとともに、シニア世代には生きがいを提供することを目標としています。シニア世代の方が、自分たちが認められ、人の役に立ち、感謝されていると感じられる組織を作りたいと考えています。

マーケティング目標

EWC の大きな目標の 1 つが、アドバイスを求めている若い人、特に祖父母の世代の知恵を借りたいという若者を見つけることです。加えて、結果として寄付やボランティアという形で協力していただけことを望みながら、このようなユニークな取り組みのことを知っていて支援してくれそうな人、あるいは知らないが支援してくれそうな人にリーチすることを目指しました。EWC の創設者であり代表を務めるダグ メケルソン氏は、アドバイスを必要とする若い世代の多くはオンラインで見つかるだろうと考え、早い段階から Google Ad Grants プログラムに参加していました。キャンペーンは成功し、標準予算の 1 万ドルはすぐに使い切ってしまいました。その後、アカウントのパフォーマンスの高さ、説得力のある戦略、コミュニティにとっての有益さが評価され、毎月 4 万ドルの広告予算が支給される Grantspro プログラムへの参加が認められました。アナリティクスで分析した結果、初めてサイトを訪問した人のうち、モバイルからアクセスした人の割合が前年の 8% から 17% に増加していることがわかりました。そこで 2013 年 11 月、モバイルに移行しつつあるユーザー層に的確にリーチするため、サイトを更新してモバイル用に最適化しました。

Google Ad Grants の効果

Grantspro プログラムへの参加が認められた EWC は、アナリティクスとコンバージョン トラッキングを使用してトレンドを把握し、十分な情報に基づいて意思決定するようにしています。分析の結果、EWC ウェブサイトへのトラフィックの大部分が Google 広告キャンペーンから流入したものであることがわかりました。前年のデータでは、全訪問者の 71%、アドバイスを必要とする人の 65% が、Google 広告からのトラフィックでした。さらに Grantspro プログラムに参加したことで、標準の Grants を利用していたときと比較して、1 年間で支援者へのリーチが 240% 増加しました。その結果、アドバイスを求める若者が新たに 8,000 人見つかり、シニア世代によるボランティア サービスが 12,000 時間増えました。また、EWC について Google 広告で初めて知った人々からの寄付が 15%、ボランティアの申し込みも 15% 増えました。EWC はこれまで北米に焦点を絞って活動してきましたが、Grantspro によって増額された予算を使って、アドバイスを求める人々を海外から見つけることを考えています。もちろん、増額された予算を最適に配分するため、日頃からアナリティクスを使用してトラフィックのソースや効果的だったキーワードを特定し、それらのデータに基づいてキャンペーンを最適化しています。

「Google 広告キャンペーンがなかったら、Elder Wisdom Circle は存続できていなかったかもしれません。私たちにとって、Google Ad Grants に代わる効果的な広告手段は見当たりません。」
Elder Wisdom Circle、創設者兼理事長、ダグ メケルソン氏